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夢で逢えたなら~後宮秘談【怨のものがたり~朝鮮王朝後宮譚改題
第2章 揺れる、心
「そうではない」
 若い王は何か言おうとして、もどかしげに首を振った。
「予はそなたをからかったりなどはしておらぬ。ましてや蔑んだりなど。そなたが可憐で儚げな見かけに反して、あのように重たげなものを難なく持ち上げたゆえ、愕いただけだ。予は―、あまり他人に気を遣うということに慣れておらぬ。予が取った言動で、そなたの心を傷つけたというのなら、このとおり謝る。何故であろうな、そなたを見ていると、妙に心が浮き立ち、つい普段は口にせぬような軽口まで口にしてしまう。こう見えても、予はあまり冗談の言えぬ質なのだ。
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