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夜の営みを10倍楽しく過ごす方法
第5章 まきこ(38歳)
「くすんくすんくすん…まきこ…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「おい…なあ…」
「どうして…どうしてアタシのことをおいで呼ぶのよ…どうして…どうして…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…まきこ…まきこ…悲しい…悲しい…悲しい…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「まきこ…」
「あなた…まきこ…38歳でも…恋する女のコなのよ…恋する女のコなのに…どうして…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…まきこ…女のコの気持ちが…こなごなに…壊れちゃった…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
ダンナは、くすんくすんと泣いているアタシを胸にギュッと抱きしめながらこう言うた。
「まきこ…まきこ…ごめんね…ごめんね…まきこ…さびしい想いをさせてしまって…ごめんね…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「まきこ…まきこは…オレと…恋がしたかったのだね…ごめんね…ごめんね…まきこ…これからは…まきこのそばにいるよ…」
「あなた。」
「まきこ。」
「あなた。」
「まきこ。」
「あなた。」
「まきこ。」
「好き…大好き…大好き…大好き…」
「まきこ…オレ…まきこのそばにいるよ…ふみあきがお嫁さんのもとへ旅立って行ったのでさびしい想いをしていたのだね…まきこ…ごめんよ。」
「あなた…まきこ…うれしい…うれしい…」
ふみあき…
さようなら…
さようならふみあき…
まきこは…
ダンナのもとへ帰ります…
38歳の晩春、叶わぬ恋が終わったのと同時にまきこはダンナのもとへ帰りました。
そしてここからまきこのオンナノコ物語が始まりました。
【おしまい】
「おい…なあ…」
「どうして…どうしてアタシのことをおいで呼ぶのよ…どうして…どうして…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…まきこ…まきこ…悲しい…悲しい…悲しい…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「まきこ…」
「あなた…まきこ…38歳でも…恋する女のコなのよ…恋する女のコなのに…どうして…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…まきこ…女のコの気持ちが…こなごなに…壊れちゃった…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
ダンナは、くすんくすんと泣いているアタシを胸にギュッと抱きしめながらこう言うた。
「まきこ…まきこ…ごめんね…ごめんね…まきこ…さびしい想いをさせてしまって…ごめんね…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「まきこ…まきこは…オレと…恋がしたかったのだね…ごめんね…ごめんね…まきこ…これからは…まきこのそばにいるよ…」
「あなた。」
「まきこ。」
「あなた。」
「まきこ。」
「あなた。」
「まきこ。」
「好き…大好き…大好き…大好き…」
「まきこ…オレ…まきこのそばにいるよ…ふみあきがお嫁さんのもとへ旅立って行ったのでさびしい想いをしていたのだね…まきこ…ごめんよ。」
「あなた…まきこ…うれしい…うれしい…」
ふみあき…
さようなら…
さようならふみあき…
まきこは…
ダンナのもとへ帰ります…
38歳の晩春、叶わぬ恋が終わったのと同時にまきこはダンナのもとへ帰りました。
そしてここからまきこのオンナノコ物語が始まりました。
【おしまい】