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会えたらいいな…
第3章 後悔 ~失ったもの~
私は、いつも通り
日課となっていた
放課後は彼の友達の家で集まる
ということをしていた
「なあ、赤石。
このジュース飲まない?」
まただ
私が この家に 来る度に
「ジュース」と言って
酒を飲まそうとして来る
「ごめん、私 ジュース
あんまり好きじゃないんだ~」
本当にそうだし
飲ませようと たくらむ方が バカ
「あ~ぁ、まー君 また ふられてる」
「赤石は つられない所が 良いところ
だから、いいんだよ(笑)」
へ~ぇ
そうなんだ
「な、?」
「なんのこと?」
ちょっと、首を傾げてみたり
「おれ、向こうの部屋にいる
タマちゃんと、かっシーの様子見てくる
二人とも ごゆっくり♪」
「はいは~い」
「………」
余計なこと いい去るな