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降りしきる黄金の雫は
第9章 9 蜜月
頭の中をインターネットで調べた金木犀に関する情報が流れていく。
――金木犀は雌雄異株(しゆういしゅ)で雄花だけを咲かせる株と雌花だけを咲かせる株がある。
雄花はおしべが2本あり――

「あぁ、お、おしべが2本……」
「そうだ。中がなじむまでこちらを良くしてやろう」

「あっ、あむぅ、あぅうふぅう」

口づけで口がふさがれているのに甘い息が吹き込まれてくる。下半身は摩擦され、熱を帯びる。僕の先からぬるりと愛液が垂れ始め、摩擦音に水音が混じり始める。

「ああぅ、け、桂さん、も、う、ぼ、僕イキ、そう」
「そうか。好きな時にいけばよい」

「あっ、あっ、ぼ、僕だけ、で? う、くぅ」
「嫌なのか」

「お、お願いです。桂さんも、い、イって――」
「いいだろう」

まとめて速度を上げてこすり上げられ、僕は痙攣し達する。

「あ、くっ、うっ、ふっ――はぁ、はぁ――」

桂さんも同時に少しの身震いをし放出したようだ。

「すごくたくさん出たな」

彼の掌に僕の白濁した液と彼の蜜ろう色の液が並んで乗っている。ぼんやり見ていると彼は僕の液を啜った。

「あ、やだ、そんなこと、だめ」

手をとろうとすると「お前にはこちらだ」と手のひらに残った彼の体液を口に流し込まれた。

「んんっ、あ、あま、い……」

濃厚な桂花陳酒のようだ。うっとりとしていると「こっちも良くなってきたな」という彼の声に、別のところから湧いてくる快感を思い出していた。
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