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監禁束縛〜裏切りと暗殺者の最期〜
第7章 命の残量
「そろそろ限界かもしれませんね……薬も治癒魔法も効き目がなくなってきました」
「……そうか」
ノエルは少し考えた後、口を開いた。
「クルト、明日悪いがシェリルと二人っきりにしてくれないか?最期は激しく犯して快楽を与えながら“処刑”する。遺体の処理も俺がやる…」
「はっ、畏まりました。私は監視室にて待機しておりますので何かあれば申し付け下さい」
「…ああ……そうだ、ロザリーの記憶からシェリルとアンリの記憶を消しといてくれ。今度身近の人間が死んだ時、ロザリーがどうなるか分からんからな」
ロザリーの精神が壊れて人形のようになれば面白くないとノエルは考えていた。
自分から身体を求めてくるロザリーをしばらく側に置いておきたいと思っていたのだ。
(屍姦さえしなければしばらく死ぬ事はないだろうからな)
シェリルだけではなくアンリの存在を今更消す訳は彼の存在も消しといた方がロザリーにとって少しでも“苦しみ”が消えると考えていたからだった。
(ちゃんと今度からは命の残量を見違わぬようにしないとな)
ノエルはため息をついた。
「分かりました。ロザリー様からシェリル様とアンリ様の記憶の削除処理をしておきます」
クルトは頭を下げると監視室から出て行った。
「……そうか」
ノエルは少し考えた後、口を開いた。
「クルト、明日悪いがシェリルと二人っきりにしてくれないか?最期は激しく犯して快楽を与えながら“処刑”する。遺体の処理も俺がやる…」
「はっ、畏まりました。私は監視室にて待機しておりますので何かあれば申し付け下さい」
「…ああ……そうだ、ロザリーの記憶からシェリルとアンリの記憶を消しといてくれ。今度身近の人間が死んだ時、ロザリーがどうなるか分からんからな」
ロザリーの精神が壊れて人形のようになれば面白くないとノエルは考えていた。
自分から身体を求めてくるロザリーをしばらく側に置いておきたいと思っていたのだ。
(屍姦さえしなければしばらく死ぬ事はないだろうからな)
シェリルだけではなくアンリの存在を今更消す訳は彼の存在も消しといた方がロザリーにとって少しでも“苦しみ”が消えると考えていたからだった。
(ちゃんと今度からは命の残量を見違わぬようにしないとな)
ノエルはため息をついた。
「分かりました。ロザリー様からシェリル様とアンリ様の記憶の削除処理をしておきます」
クルトは頭を下げると監視室から出て行った。