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第8章 秘めた想い

颯太さんから手渡された用紙には奴隷契約書と書かれていた

「奴隷として生きたい、飼われたいということはこれにサインすることになる
この奴隷契約書は俺の気持ちだ
本当に愛せる子と知り合ったら契約を交わしたいと思ってた
もう、瑞希の名前をいれた」


　　　　　　奴　隷　契　約　書　　　　　　　　

本契約書は、颯太様（以降、ご主人様）と奴隷　瑞希の契約の内容・条件等について定めたものである。

１，私は、生命に明らかに危険を及ぼす命令以外、ご主人様のいかなる命令に対しても、それを拒する権利を放棄します。

２，私はご主人様の命令下にある限り人間としての、資格、権利等一切の人権を放棄し思考・飲食・排泄等一切の生物行為もご主人様の指示に従います。

３，性処理よる妊娠時はご主人様の命令に従います。

４，本契約の有効期間はご主人様に決定権があり、契約書が締結した瞬間から契約に基づく関係が開始される。

５，私からは本契約の解約をご主人様に請求することができない。
この契約は永遠のものとする
よってご主人様もしくは私のどちらか、両者が他界した場合であっても契約を破棄できない

６，この契約の詳細内容は、別紙誓約書に基づくものとする。

下記に自署記名の上、本契約の成立の証とします。

　　　令和２年１月１０日
　　　　
　　　　署名　ご主人様　　片山　颯太
　　　　　　　　　奴隷　　　　　瑞希