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第3章 瑞希の想い

｢今の私には颯太さんの気持ちを
素直に受け取ることはできません｣

｢・・・｣

｢私がどれだけ傷ついたか想像できますか
俯いたまま何も話さないのはズルいですよ
颯太さんお願いだから何か話してください｣

｢駄目だとわかってました
直ぐにとは言いませんからまた、逢ってください
少しずつで良いから僕の事を知ってほしいんです｣

「颯太さんの気持ちは嬉しいです
でも、今日の出来事が頭から離れなくて・・・｣

｢僕は本当に瑞希さんのことが好きなんです
時間かかっても信じてもらえたら嬉しいです

あの～
もう一つだけ話しておかなければ
ならないことがあるんです｣

颯太さんがそんなことを考えていたなんて
想像もしていなかった