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先生〜梨花に捧げるセレナーデ〜
第13章 圭太の葛藤
ある雨の日、残務を終えて帰宅しようとしたら、土砂降りの中走って帰っている生徒がいた
彼女の事は知っていた。俺に気がありそうな事も気付いていたから
普段なら通り過ぎるのだが、その子が目の前でズッコケたのを見て思わず車を止めてしまった
雨でドロドロの彼女を見て、とっさに早く乗れ!なんて言ってしまったが濡れたブラウスから下着が透けて見えて、妙にエロティックだったから、タオルを渡したものの、このまま電車で帰宅させるのはまずいのでは?と判断して家まで送ったのだが、この事で気を持たせてしまったかも。と後悔した
俺は教師だから生徒に誤解を与えるような行動は慎むべきだったのでは?とか、あの土砂降りの中で歩く少女を見捨てるのは人としてどうなのか?とかグルグルと考えが纏まらない中、彼女から借りたCDを聞いていると、ドラムのリズムが心地よくて、瑞穂を亡くして以来久しぶりにぐっすり眠れた気がしたんだ
彼女の事は知っていた。俺に気がありそうな事も気付いていたから
普段なら通り過ぎるのだが、その子が目の前でズッコケたのを見て思わず車を止めてしまった
雨でドロドロの彼女を見て、とっさに早く乗れ!なんて言ってしまったが濡れたブラウスから下着が透けて見えて、妙にエロティックだったから、タオルを渡したものの、このまま電車で帰宅させるのはまずいのでは?と判断して家まで送ったのだが、この事で気を持たせてしまったかも。と後悔した
俺は教師だから生徒に誤解を与えるような行動は慎むべきだったのでは?とか、あの土砂降りの中で歩く少女を見捨てるのは人としてどうなのか?とかグルグルと考えが纏まらない中、彼女から借りたCDを聞いていると、ドラムのリズムが心地よくて、瑞穂を亡くして以来久しぶりにぐっすり眠れた気がしたんだ