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崩口川(くえくちがわ)
第1章 崩口川(くえくちがわ)
「奈美さん…奈美さんお願い…のりひこはほんとうに心底(しんそこ)からあやまっているのよ…奈美さん…奈美さんの耳には、のりひこがあやまっている声は聞こえていないの?奈美さん…のりひこを許してあげて…のりひこは奈美さんとクリスマスを過ごしたいと言っているのよ…」

のりおは、のりひこの頭を強引につかんで奈美にひたすらあやまらせていた。

ちえりの両親は、のりおと華永の夫婦に対して『もうすぐクリスマスが近いのだから、クリスマスが終わったらもう一度親子3人が話し合いをすればいいじゃないですか!!』と泣きそうな声で言うた。

奈美には『クリスマスの時にふたりで話し合いをしたらどうかな…』と言うて、のりひこを許してほしいと言うていた。

奈美は、オジ夫婦の言葉に押されて『許すわ…』と答えた。

華永は、奈美が許してくれたのでのりおに挙式披露宴の準備をしましょうと言うてよろこんでいた。

しかし、奈美の心は大きく傷ついていたのでのりひこに対する怒りが今もくすぶったままになっていた。

のりひこものりおから強要されたことに対する怒りと華永と奈美に対する怒りがくすぶっていたので、過激な行動に出てしまう危険性をはらんでいた。

奈美とのりひこは、どうにかもとのさやにおさまることができた。

のりおと華永も、のりひこと奈美の挙式披露宴を夢見てアレコレと動いていた。

挙式披露宴は、2018年の3月の大安吉日の週末に決まったので、のりおと華永は親類たちに喜びの報告をしていた。

2018年の正月三が日は、のりおと華永とのりひこと奈美は幸せなお正月を過ごしていた。

家族は、この上にない幸せに包まれていた…

めでたしめでたし…
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