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おとなりの、ひとづまと。
第4章 人妻と風呂場で戯れる。
鼓動が加速する。
その言い方から言って、頭を洗うのとはまた別の洗い方をしてくれる様な感じに、受け取ってしまっている自分がいてしまっていた。
「お、おチンチンを、洗ってくれるのですか?」
おれは声を震わせそう言った。何故か、古いドラマの台詞の様な言い回しになってしまった。
「うん、だってさ、おチンチンも汗かいちゃうでしょ?勿論、ちゃんと他の所も洗ってあげるよ?乳首とか、お尻の穴とかも、全部、綺麗にしてあげる。でもさ、これって、全然エロい意味じゃ無いからね?介護みたいなもんだよ。アンタが、利き腕の肘の骨を折って、色々大変そうだから、あたしが世話をしてあげるだけの話」
さくらさんは、おれの肩に顎を乗せたまま、そう言った。
彼女はエロくないと言うけれど、エロの塊の様な人が口にする事は、それが例えお経や聖書の一文であったとしても、おれの耳にはエロく響くに違いない。
「あの、さくらさん?」
「んんー?どしたの?」
「介護みたいなものだと思っても、それでもやっぱり、としやさんに申し訳無い様に思っちゃうのは、なんでかな?」
「ああ、それはね、下らない偽善や馬鹿げた道徳心ってやつ。ゴミみたいなものだよ。そんなのは早い内に掃いて捨てた方がいい。ねえ、翔太?」
「は、はい、さくらさん……」
「アンタの身体、洗わせてくれたら、後で、あたしの身体、洗わせてあげる――」
さくらさんは、また、おれの耳元で、蜂蜜の様に甘い声で、そう囁いた。
それにより、おれは意図も容易く陥落してしまったのだ。
おれは「じゃあ、お願いします」と言った。
本当に、としやさんに対する罪悪感はあったのだ。これは嘘では無い。しかし、結果、このエロい人妻の誘惑には抗え無かった。
その言い方から言って、頭を洗うのとはまた別の洗い方をしてくれる様な感じに、受け取ってしまっている自分がいてしまっていた。
「お、おチンチンを、洗ってくれるのですか?」
おれは声を震わせそう言った。何故か、古いドラマの台詞の様な言い回しになってしまった。
「うん、だってさ、おチンチンも汗かいちゃうでしょ?勿論、ちゃんと他の所も洗ってあげるよ?乳首とか、お尻の穴とかも、全部、綺麗にしてあげる。でもさ、これって、全然エロい意味じゃ無いからね?介護みたいなもんだよ。アンタが、利き腕の肘の骨を折って、色々大変そうだから、あたしが世話をしてあげるだけの話」
さくらさんは、おれの肩に顎を乗せたまま、そう言った。
彼女はエロくないと言うけれど、エロの塊の様な人が口にする事は、それが例えお経や聖書の一文であったとしても、おれの耳にはエロく響くに違いない。
「あの、さくらさん?」
「んんー?どしたの?」
「介護みたいなものだと思っても、それでもやっぱり、としやさんに申し訳無い様に思っちゃうのは、なんでかな?」
「ああ、それはね、下らない偽善や馬鹿げた道徳心ってやつ。ゴミみたいなものだよ。そんなのは早い内に掃いて捨てた方がいい。ねえ、翔太?」
「は、はい、さくらさん……」
「アンタの身体、洗わせてくれたら、後で、あたしの身体、洗わせてあげる――」
さくらさんは、また、おれの耳元で、蜂蜜の様に甘い声で、そう囁いた。
それにより、おれは意図も容易く陥落してしまったのだ。
おれは「じゃあ、お願いします」と言った。
本当に、としやさんに対する罪悪感はあったのだ。これは嘘では無い。しかし、結果、このエロい人妻の誘惑には抗え無かった。