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辛口の甘め
第6章 ファーストキス

もっとこのままでいたかったのに、すぐに唇は離れた。
え、 もう終わり…
名残惜しくて、亮ちゃんをじっと見つめてしまった。
亮ちゃんは一度唇をペロッと舐めてから
「何? もっとして欲しいの?」
と問いかける。
したい… もう一度…
私は黙って頷いた。
「じゃあさ、言って? キスしてって」
忘れていた、 この人Sだったんだ。
言える訳も無く、おそらく真っ赤であろう顔で俯く。
「なんだ、いらないんだ」
わざとらしく彼が呟いた。
これ絶対言わないとしてくれないやつ…
意を決して!
「し、して… 下さい…」
緊張のあまり敬語になった。
「マジで可愛いな、お前」
今度はさっきよりも濃厚なキスだ。
え、 もう終わり…
名残惜しくて、亮ちゃんをじっと見つめてしまった。
亮ちゃんは一度唇をペロッと舐めてから
「何? もっとして欲しいの?」
と問いかける。
したい… もう一度…
私は黙って頷いた。
「じゃあさ、言って? キスしてって」
忘れていた、 この人Sだったんだ。
言える訳も無く、おそらく真っ赤であろう顔で俯く。
「なんだ、いらないんだ」
わざとらしく彼が呟いた。
これ絶対言わないとしてくれないやつ…
意を決して!
「し、して… 下さい…」
緊張のあまり敬語になった。
「マジで可愛いな、お前」
今度はさっきよりも濃厚なキスだ。

