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第10章 彼のいない日々…

西島くんの綺麗な顔が近づいてくる。


キスされる！！


｢やめて！　嫌だ！！｣

顔を背けて、体を押し返しながら叫ぶ。

｢谷川さん…｣

｢私、彼氏がいるので、こういうことやめて下さい｣

西島くんがどんなにイケメンでも、私はやっぱり亮ちゃんじゃなくちゃ嫌だ。

｢…そっか。　ごめんね｣

｢私、彼氏の所に行くので失礼します｣


亮ちゃんに会いたい！