パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 出会い

どうしよう、どうしよう…

まさかこんな所で会えるなんて思っていなかった。

一人でプチパニックになっている私に彼の声が降ってきた。

｢ねぇ、大丈夫？　さっきから意識飛んでない？｣

慌てて振り返ると、彼が顔を覗き込んできた。

｢ひゃあ！｣

あまりの距離の近さに、思わず声を上げてしまった。

｢ははっ!　君おもしろいね。　名前なんて言うの？｣

私の奇行が項をそうした？のか彼に気に入られたらしい。

｢た、谷川です。　谷川姫奈｣

｢谷川さんね。　俺は武知亮磨ね。　よろしく｣

亮磨くんっていうんだ。　仲良くなりたい！