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第7章 一緒に

「この歳だって言うけれど・・・
本当に大丈夫？」

「里佳子が大丈夫なら俺も大丈夫だよ
子どもいたらいたで幸せだけど、今の生活も良いと思わない？
運命の人と出逢えて、その人と結婚でき、２人で楽しめて
里佳子様に可愛がってもらえて・・・
僕は最高に幸せだよ
何よりも昭康君が時々だけどお父さんって呼んでくれるんだもん」

「そうだよね」

子どもが産まれたら祐輔さんをいじめてあげられないし・・・
運命の人と出逢え、その人と結婚できて、２人で楽しめて・・・本当に祐輔の言う通りなのかもしれない


でも、私は祐輔さんを愛する妻だから・・・
「祐輔さん、頑張って諦めようとしてるのにごめんなさい
私も祐輔さんと同じ気持ちなんだけど・・・
やっぱり２人の子どもほしいし、祐輔さんにはお父さんになってほしいしと思ってて・・・」