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君は僕のぬな
第3章 デスソース、デスマッチング!!

ピローン
"あと10ふんで、ぬなさんのおうちに、とうちゃくします"
うわ、あと10分しかねぇー!!!!
急いでカレーのルーを入れてかき混ぜる。
サラダは、普通にツナサラダでいっか。
結局、手の込んだ料理なんて、作れなかったわ。
韓国人、なに食うか分からんし。
てか、あたし、初めて男性を家に連れ込むわ。
男に手料理を振る舞うのも、初めて。
しかも、相手は、あのチャンミンさま!!!!
念入りにお掃除して、オタクグッズは、屋根裏収納庫に、泣く泣く押し込んだわ!!!!
1LDKの10帖のリビングと8畳のスペースにセミダブルベットと机しか置いてない部屋しかないんだけど、大丈夫だよね?
ちょっ…なにが、大丈夫なの(泣)
何を期待してるの、自分(汗)
ピーンポーン!!!!
そうこうしているうちに、来ちゃった!!
ドキドキするぜ、ヤバイ!!
「お?良い匂いがしますね?カレーですか?」
「はい、カレーですね、どうぞ、スリッパです」
「ありがとうございます、僕お腹空きすぎて、死んじゃいそうです」
チャンミンは、でっかいリュックをしょって、七分丈のサマーセーターにハーフジーンス姿をしていた。
…おお………かっこいい。
彼って、漫画の中の、主人公みたいだよね?
「ぬなさんのお家、狭いですね?」
くそう、黙っていればね(爆)!!!!!
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