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君は僕のぬな
第1章 最強様とワンナイトラブ?
チャンミンside
只今、日本へ移動中、飛行機の中。
先日出会ったばかりの日本人にメールを送る。
僕は、人見知りだから一目惚れとかは、絶対にない。
だけど、ぬなは、何故か違った。
彼女は、キョロキョロと不安げにソウルの街を歩いていた。
その姿がとても挙動不審で…プッ…だめだ、今思い出しても、笑ってしまう。
僕の愛犬マンドゥインみたいだった。
小さくて、可愛くて。
本来なら、背の低い女性は相手にしないんだけれど、ぬなは、特別だった。
ひと目で、僕の心を虜にし、尚且つ、僕に全然興味が無いところが、気に入った。
「チャンミン、なにニヤついてるの?」
ユノヒョンが、不思議そうに僕の携帯を覗いてくる。
「ヤァ~!!!勝手に人の携帯の画面を見るなぁ!!!」
「相手は、ビクか?」
「違いますよ!!!みんな何か勘違いされていますが、ビクトリアは、今は只の友達です!!!」
「ふぅん、じゃあ、新しい子?」
「まだ、知り合い程度ですけど、ま、いずれは彼女にしたいですかね!!」
「チャンミンモテるから、大丈夫!!」
「ヒョンほどじゃないですよ~お?」
「はははは~!!!ぽくも彼女欲しいな~!!」
なに言ってんだ?
ヒョンならすぐに出来るでしょ?
そう思いながら、再度ぬなにメールを送る。
…返事が遅い、イライラ。
line登録しろと、メールしたら、拒否られた。
だけど…ぬなは…。
スマホに換えるのをめんどくさがってたわりには、次の日には、僕の言うとおりにしてくれた。
Yes!!!
これは、少しは脈ありかな?
ぬな、仕事済ませたら、すぐに会いにいくから、待ってて…。
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