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第6章 1134号室

「きゃっ」



シンくんが

急に

ペロッっと

乳首を舐めた




「悲しそうな顔してたで？」




「あ・・・うん・・」



ぺろぺろっ



「クスッ・・・・」



ぺろっ



「くすぐったいわ、シンくん」




「元気でた？」




「え？」




「うさちゃんが
元気なかったらな

俺・・・なんか

切なぁなるんや


せやから、うさちゃんが
笑顔になること

俺、するねん」




と、白い歯を見せた




「ありがと、シンくん・・」




「好きやで、うさちゃん」



私も・・・・好きよ



「・・・・・・」




「めっちゃ好きや」



私も・・・



「・・・・・」




「えぇよ

わかってる。



俺が



好きって



言いたいだけや」





と言って

また

乳首を口に含み


やさしく

舌で転がした



穏やかな顔で

満足そうに・・・






シンくん・・・



好きよ

って言いたかった



好きよ

って





言ってあげたかった






でも









言えなかったの







ごめんね



シンくん






シンくんが

乳首を含んでる間

私は

シンくんの髪を撫でながら




その

穏やかな顔を


見つめていた