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感じさせて
第9章 シンヤ
目を閉じるとともに

疲労感に襲われ

すぐに眠りに落ちた



目が覚めると

もう昼前で焦る



またすぐに

バイトや・・・・




すぐに

携帯をチェックしたけど




誰からの着信もなければ

メールも届いていなかった





うさちゃん

どうしてるんかな・・・




早起きして

朝飯作ったんやろか・・・




トオルって

男前なんやろうか・・・




あそこ

でかいんかなぁ・・・






急いで準備しないと

バイトに間に合わない

なのに

俺は布団の中で

ぼんやりと

そんなことを考えていた




全く見えない

うさちゃんの生活を

妄想するのが

最近の癖になっていた






うさちゃんは

警戒してんのか




俺には

なんにも

教えてくれへんから




自分のこと

聞かれたくないからか




俺のことも

うさちゃんは




あんまり

聞いてはこなかった







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