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感じさせて
第17章 オープンカフェ


涙が落ち着いてから

手紙をポケットにいれ



俺は歩き出した



できれば

うさちゃんを

一目見たい




もし

見ることができても



絶対

声はかけん



絶対

立ち止まらへん



絶対

他人のふりする





絶対




泣かへん




そう

心の中で
唱えながら

周辺を歩きまわる




カフェの前は

何度も通った




久保木さんは

ほんとうにカフェで
働いていた



久保木さんとは

何度も目が
あってしまった




奥の席に
何度も目をやった



あの席で

座ってる

うさちゃんの

後姿だけでもえぇから


見たかった





けど




結局その日


うさちゃんを

見れないまま

日が暮れてしまった












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