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感じさせて
第19章 密会
入場がはじまると

俺は

早々と席に座り

うさちゃんを待った




周囲の人が

気になって仕方がない




うさちゃんは

ぎりぎりに

入ってくるって分かってても

扉から

入ってくる人

全てをチェックしてしまう




はぁ~・・・

ちょっと
疲れたなぁ・・



俺は
ちょっと疲れて
目を閉じた



寝不足のせいで
閉じた瞼が

心地えぇ・・・


あ~

寝てまいそうや・・・



まだ
時間あるし・・


腰を前にずらし
背もたれに
寄りかかると

ほんまに
寝てしまいそうやった





すると




細く小さな声が聞こえた




「あの・・すみません」






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