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感じさせて
第19章 密会
暗くなってから
隣に座る
うさちゃんを見ると
うさちゃんも
ちらっと
俺を見た
俺は
上着を脱いで
自分の膝にかぶせ
うさちゃんの
左手を握って
その上着の中に
しまった
うさちゃんの
ちっちゃい手を
両手で包み
俺は
うさちゃんの耳元に
顔を寄せて
小さな声で
囁いた
「会いたかったで・・」
うさちゃんが
軽くうなずく
「うさちゃん・・」
そう呟くと
うさちゃんは
目を閉じてうつむき
涙を流しはじめた
俺の手を
ぎゅーって握って
声を出さないように
肩を震わせて・・・
俺が
もっと強く
手を握り返すと
うさちゃんは
もっと
泣きだしてしまった
ごめんな
「うさちゃん」
って言った俺の声
涙声に
なってもうてたな
そう思いながら
俺も
涙を流した
隣に座る
うさちゃんを見ると
うさちゃんも
ちらっと
俺を見た
俺は
上着を脱いで
自分の膝にかぶせ
うさちゃんの
左手を握って
その上着の中に
しまった
うさちゃんの
ちっちゃい手を
両手で包み
俺は
うさちゃんの耳元に
顔を寄せて
小さな声で
囁いた
「会いたかったで・・」
うさちゃんが
軽くうなずく
「うさちゃん・・」
そう呟くと
うさちゃんは
目を閉じてうつむき
涙を流しはじめた
俺の手を
ぎゅーって握って
声を出さないように
肩を震わせて・・・
俺が
もっと強く
手を握り返すと
うさちゃんは
もっと
泣きだしてしまった
ごめんな
「うさちゃん」
って言った俺の声
涙声に
なってもうてたな
そう思いながら
俺も
涙を流した