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感じさせて
第21章 感じさせて
「なんや

長い一日やったな・・」



「うん・・」



うさちゃんは
モコモコの部屋着を
パジャマ代わりに着て


俺の腕の中や


一度も泊まったこと
ないから
このくらいしか
着るものがない


まぁ、俺は
コレがえぇんやけど



「あ~・・・」



「ん?」



「うさちゃんが
ココにおる・・・・」



「うん」



「もうずっと
ココにおってくれるんよな?」



「居ても・・・いい?」



「当たり前やないか
俺は、ずっと
そうして欲しかってんから」



「・・・もう
帰らなくてもいいんだよね」



「あぁ」



「もう、寂しくないんだよね」



「そうや」



「もう・・・
悲しくて泣いたりしなくて
いいんだよね」



「うさちゃん・・」



俺は
うさちゃんを
抱きしめたまま
布団に包まった



「俺と出会ったころ
うさちゃんは
ホンマに泣き虫やったな・・

いっつも
いっつも
泣いてたで


せやから
うさちゃん
やねんけどな


ビデオ撮影してる時も
泣いとったもんなぁ


かわいそうや
思てたんやで・・・」



うさちゃんからの
返事はなかった


色々あって
疲れたのか


今まで
あまり眠れてなかったのか


俺の胸の中で


俺のうさぎは


眠りに落ちてしまった








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