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感じさせて
第21章 感じさせて
「・・・ほんま?・・」



心矢が

少し顔を上げて

私を見た





「ほんとよ・・

もっと、



顔、見せて?」





ゆっくりと

顔の高さを

私と合わせた心矢は


私の頬を

優しく包んだ





「この・・

子犬のような
瞳が好きよ


関西弁も好き


いつも
一緒に居て
楽しい



それに




好きって・・

言ってくれたわ



会えるかどうかも
わからないのに


初めて会った場所で
2週間も

毎日
待っててくれた



私が泣いた時は

優しく慰めてくれた



作ったお弁当を
おいしいって

全部食べてくれた



私を

愛して・・くれた



私を


ずっと
見ていてくれた



私を・・・



必要としてくれた・・・



私じゃなきゃだめだって


私を
求めてくれた




ずっと

ずっと


そう思われたいと
思ってたの・・・



心矢・・・



心矢が

好きよ・・」




そう言って

心矢に
上唇を
舐めるようなキスをした




「うさちゃん・・」




子犬のような瞳は

また潤み始め


それを

ごまかすように




心矢は



優しいキスを降らせた






でも



それは

誤魔化しきれなくて





心矢の唇は



かすかに




震えていた

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