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感じさせて
第6章 1134号室
涙が落ち着いて
シンくんに
お化粧をなおす為に
バスルームへ行ってもいいか
たずねた
せっかく
綺麗にしてきたのに
涙で
ぐちゃぐちゃに
なってしまったから
こんな顔を
見られたくなかったから
すると
シンくんは
抱きしめていた腕をほどいて
自分の顔を
両手で覆い
眼隠しをした
「えぇよ
俺、見んようにしてるから
行っておいで」
「いいの?」
「うん。
俺は気にならへんけど
俺に、変なとこ
見せたないって
思ってくれることが
なんや・・うれしい
待ってるから行っておいで」
「・・うん・・」
「あ、うさちゃん」
「なに?」
「シャワーとか
せんでえぇから
すぐに戻ってきてな?」
「どうして?」
「ここ来る前に
シャワーしたやろ?
うさちゃん
えぇ匂いしてる
そやから
もう・・
シャワーはえぇ」
「う、うん・・」
色んな意味のこもった
その言葉に
恥ずかしさを
覚えながら
私は急いで
バスルームに向かった
シンくんに
お化粧をなおす為に
バスルームへ行ってもいいか
たずねた
せっかく
綺麗にしてきたのに
涙で
ぐちゃぐちゃに
なってしまったから
こんな顔を
見られたくなかったから
すると
シンくんは
抱きしめていた腕をほどいて
自分の顔を
両手で覆い
眼隠しをした
「えぇよ
俺、見んようにしてるから
行っておいで」
「いいの?」
「うん。
俺は気にならへんけど
俺に、変なとこ
見せたないって
思ってくれることが
なんや・・うれしい
待ってるから行っておいで」
「・・うん・・」
「あ、うさちゃん」
「なに?」
「シャワーとか
せんでえぇから
すぐに戻ってきてな?」
「どうして?」
「ここ来る前に
シャワーしたやろ?
うさちゃん
えぇ匂いしてる
そやから
もう・・
シャワーはえぇ」
「う、うん・・」
色んな意味のこもった
その言葉に
恥ずかしさを
覚えながら
私は急いで
バスルームに向かった