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大魔王の子を孕みます
第15章 島



柔らかいベッドに寝かされる。

普通のシーツではなくふわふわの毛皮で出来たシーツが俺の太腿の裏を擽ってるのがわかる。

キスがより深くなり、ライズの舌が俺の口の中を掻き回し犯し続ければ頭が痺れ身体の力が抜けて来る。

両手首がライズに掴まれ万歳させられる。

何をされるかと期待する胸がパンパンに膨らむ。

ガチャリ…。

妙な音がした。


「ライズ…?」


慌てて目を開ければ、綺麗な顔の悪魔がニヤリとやらしく意地悪に笑ってる。


「ライズ…さん…。」


俺の腕は動かない。

見れば革で出来た手錠をはめられて鎖でベッドに繋がれてる。


「ライズ…様ぁ…。」


怖いから…。

止めようよ…。

そう願う俺の気持ちとは裏腹にライズは俺の足首へやはり革で出来た足錠を付けて1本づつ足が大の字に広がるようにとベッドに繋いでいく。


「やだぁ…。」

「この部屋はね…、セラフが母をお仕置する為に使ってた部屋だ。」

「セラフの変態っ!」

「セラフも悪魔だからね。」


チュッと鼻先でリップ音がする。


「お願い…、怖いのはやだ…。」

「優しくしてやるから大丈夫…。」


口では、そう言ったくせに俺の服はビリビリと破られてガーターベルトに網タイツとパンティーだけの恥ずかしい姿へと変えられる。

ライズの母ちゃんって女神とか言いながらセラフと変態プレイとかしてたんだ。

怖いくせに、何故か興奮する俺が居る。


「ライ…ズ…。」


まだ何もされてないのに唇から熱い息がハァハァと出ちゃう。


「シロがやらしい顔をしてる。」


ライズが嬉しそうに俺の額に口付けをする。

スルりと何かが俺の腕を擽る。


「ぁっ!」


小さな声が漏れた。


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