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片時雨を抱きしめて
第2章 第二章 片時雨
「もういったの、かわいい」
先生が私の上にかぶさり、また唇を奪う。
私がその続きを急くように指を先生のベルトに添えると、
それを制すように先生は指を絡めた。
私はそれに気づいて、先生の目を熱く、見つめる。
続きが、ほしい。
「最後までしていいの? 初めてじゃ、ないよね」
先生が私の視線に気づいて問う。
私はまた小さくうなずいた。
先生はその私の返事にわかった、と返すと、ベッドの後ろから箱を取り出して、そのまま電気を消した。暗い中、先生のベルトの音と、布擦れの音が聞こえる。
しばらくすると衣服を脱いだ先生が私の体にまた唇を落とす。
「足、ひらいて」
そういわれると、さっきまでひどく乱されていた場所にあてがわれるものの感触が伝わった。
熱くて、硬い、それ。
「っ…ああっ」
つぷ、と中にはいるとその大きさが私の内部を激しく刺激する。抜き差しの運動すらないのに、それでも私の中がきゅっとその形にそっていく快感。あつい、くるしい、あまくて、気持ちよくて、私はその快感に浸る。