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第1章 きっかけ

大きな手で私のお尻を何度も撫でる
痴漢だった。嫌で何度も手を払いのけても一向に行為は止まなかった
「助けてください」「やめてください」と言えないまま、時が過ぎるのを待つしかなかった

駅で降りたのか痴漢行為は終わり、私はホッとした
私は銀行で用事を済ませ、急いで家に帰り体を何度も洗った
何日も何日もされたことが頭から離れずにいた
嫌な気持ちを忘れさせてほしくて、旦那にセックスを求めた
旦那から返ってきた言葉は……