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美女の身影
第2章 闇夜への誘い
そんな会に誘われて佑奈は誘われて悪い気はしなかった。
2つ返事で参加を決めた。
佑奈「ぜひ、参加させてください」

真理「オッケー二人にも話してくるね」
真理は笑みを作り将起と悟史に佑奈の参加を伝えにいった。


真理「佑奈ちゃん今日参加するって」

将起「まじで?佑奈ちゃんノリいいね~」

悟史「閉店ですぐ出れるように持ち帰る用の賄いも作っとくな」

男二人が何故か張り切り出したのを見て真理は思わずクスリと笑ってしまった。

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その日は平日と言う事もあって客はまばらで閉店の一時間前の9時半過ぎには全て客が退店していた。
厄介な客の安藤と加藤も9時頃には店を後にしていた。

この時間になると新規の客はほとんど来ない、来ても残り一時間と言うと、そのまま退出していく客がほとんどであった。
各自片付け作業に入っていた。
このまま行けば閉店と同時にすぐに店を後にできそうであった。

佑奈は一卓ずつアルコールでテーブルを拭き、小皿と箸、つまようじをセットする。

最後に厄介な客の安藤達が座っていた卓も掃除をし、必要な物をセットする。
佑奈はつまようじを入れる容器がテーブルと壁の隙間から落ちたと言われた事を思い出した。
改めて確認すると2センチ程の隙間があった。
だがあの容器が落ちる隙間では無い。
彼女はつまようじの容器を見ながら少し首をかしげた。



長坂佑奈18才 春の出来事であった。
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