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第4章 恋心

大声を出して泣いた
泣いてもどうにもならないのに……

あの人は２度と逢えない人に…
絶対に探したらダメな人に…

あの人がいなくなってからの私は恋もできないでいた。
また、今までのように逢えそうな気がしていたから

友達が彼氏を紹介する機会を作ろうとしても、両親がお見合い話をもってきても全て断った

３度しか逢ってないのに彼への想いは変わらなかった
あの人との再会を待っていたら１０年が経ち、３４歳になった
結婚した友達や同僚の幸せそうな顔を見たり、話しを聞くのが辛かった

どんなに辛くても彼との生活しか思い描けなかった