パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第22章 ハリネズミ

「ぅああっ…んっ…」
さっきまでよりも深いところまで一気に入ってきて、ビックリして腰が跳ね上がった。すると、すぐにまた浅いところに戻って、ルカは何も言わないまま私の首にキスをしてきた。

にゅ……ぷ……と音をさせながら、まるで私の反応を調べるみたいにゆっくり動く。


「ちょ、腰上げてみ」
私のバナナの抱き枕を私の腰の下に通した。

「Merci」
久しぶりに唇を重ねて、舌を舐め合う。

唇にかかるルカの熱い息を体の中に取り込む。
「なぁ、もう一回、言えよ」


ゆっくりと動いてくれてるおかげで、ルカを受け入れたままでも話せるくらいになっていた。
「…なにを？」

「言ったろ、さっき」

「わかんない…ってば…」

「じゃあいい」
…ルカって、こういうとこあるな。


触れ合っていた胸が離れて、体を起こしたルカ。私を見下ろしながら、また腰を動かし始める。

「あぁっん…えっ…やぁ…すごっ……待って…」

「さっきと違う？」

「違うっ……あぁんっ…なんで…あはぁっ…」

「喜んじゃって、すごいな」

「ルカっ…待って……これっ…」
（これやばい…多分これ…）

いてもたってもいられない。
体の内側から溢れてくる。

「ぁっ……………イッ…」
お腹の筋肉が意志とは関係なく、ぐっと縮んで

弾けた瞬間




…初めての快感が広がった。