この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Gemini
第6章 知らなかったこと
恥ずかしさよりも気持ちよさが勝っていた。

「かわいいよ、カナデ」
(そんな真面目な顔で言わないで…)

恥ずかしくてルカにしがみつきたくなってしまう。ルカの肩に伸ばした手は、ルカの手に包まれて…また手の甲にキスをされる。

「カナデのすべてが見たい」
ブラトップの裾から手が滑り込んでくる。

頭をよぎるのはあの日の感覚。
でもあの日はノアがいて、ノアは止めてくれるって信じてたし…

ルカに握られてた手を引っ込めて、おへそまで捲られたブラトップを押さえた。

目をぎゅっと閉じてたから、ルカがどんな表情をしてたのかは分からない。でも、「OK」と言ったルカの声は優しかった。


ブラトップを押さえてる私の手にまでキスをしながら通り過ぎると、お腹や脇腹の方へ唇は移動した。

パンツの上から腰骨の辺りにもキスされて、ルカの唇はどんどん下がっていく。

「恥ずかしいよ…」

「大丈夫…かわいいよmon bébé」

また太ももにキスをしながら、ルカの手が膝を開く。時々上目遣いに私を見るルカの目は、悪戯なのに優しくて…ルカから目を離せなかった。

パンツの縁をなぞるみたいにルカの唇は移動して、ついにまた恥ずかしいところに近づいていく。

「ここにもキスしたい」
チュッと布越しに感じるルカの唇。

「そんなとこ…だめだよ…」
「こうやってさ…」
ルカの舌の柔らかさが布越しでも分かる。

(あんなキスを…そこに…?)

「少しだけ…一回だけ…キスさせて」

「汚いよ…」

「バカだな…」
目を細めながら口の端を上げて笑った。

私は、そこに顔を近づけるルカを止めることなく見ていた。

ルカの細い指がパンツをずらして、誰にも見られたことのない部分を露わにしてしまった。
/463ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ