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アンケートから生まれた Love story
第8章 2人の夜と、秘密
「……気持ちイイ……」
「……!」
両手を万歳させられて、服を脱がされている間
思わず漏れてしまった声。
聞き逃されるはずもなく
覆いかぶさったタカくんが、ふっと笑みを浮かべた。
「そう? 良かった」
「……っ///」
「俺もすっげー気持ちいい」
重低音の囁きは、それだけで媚薬となるらしい。
じゅんっと熱く反応した体に、戸惑いすら感じてしまう。
「わ、私……」
顔から火が吹き出そうだけど
気にする様子もなく、タカくんは下へと降りていく。
目を背けたくなるほど、ピンと張った胸の先端に
タカくんの舌がねっとりと絡みついた。
「あ…、んんー…っ」
思わず手の甲で口を押さえる。
絡みつく舌が、これでもかと快感を煽ぎ
跳ねる背中に回った腕が、許さないとでもいうように私を閉じ込める。
「ふ、……っ ん、ん……」
声、どうにかして。
体、静まって。
恐怖すら感じる程の強い快感が、中心から溢れ出す。