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アンケートから生まれた Love story
第8章 2人の夜と、秘密
「あ、……っは、ん、んん…っ」
彼の腰が動いて、上下して
もう何度目?っていうくらい意識が飛びそうになる。
「あ、ん…、……っ、や、やっ……気持ちい…」
もう心の声がそのまま喘いで出てしまう。
困る、私、こんな自分の声聞いたことない。
どうしようもできない。
突かれる度に、体全体が性感帯になったみたいに
心も体も乱れて、苦しい。
「ナカ……すごいんだけど」
「……っ、ん、あ……っ」
「吸いつかれる」
耳元で吐息とともに漏れた彼の声が、ますます興奮を誘う。
一定の律動を繰り返す中、耳を舐められて
その唇が首元に下がって……チクッと小さな痛みを感じた。
だけど、またすぐに……
「や、イッ…」
「我慢して」
甘く噛まれた後を舐められて、思わず避けた顔を
タカくんに掴まれて戻された。
「ごめん。
こうでもしないと、俺がもたない」
「……っ」
「逃げないで、しえりさん」