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アンケートから生まれた Love story
第9章 花火
「……!
ね、ねぇ、まって……」
余韻も何もないまま、体を外側に向けられて
息も切れ切れでそう懇願する。
「い、ま……イッたばかりで…」
「うん。すげー可愛かった」
「……っ」
「花火見てていいから」
私の手を手摺に掴ませて、タカくんに後ろから包まれる格好になった。
……は、花火って
どう考えても今それどころじゃ……
「……!」
するすると脱がされたショーツが、すとんと下に落ちた。
器用すぎて、どうしようも出来ない。
「あっ……っ」
ぴちゃりと響いた愛液。
……どれだけ濡れてるの。
内ももに伝うそれが、私自身をどこまでも辱める。
「ん、やっ……」
後ろから、中心の周りを撫でられて
絶妙な力で擦られる指が……なかなか中に入ってくれない。
「……タカ、くん…」
指先が入口で留まったまま、とうとう止まってしまって
あぁもう……言わなきゃ進んでくれない。
どうしようもない羞恥心が込み上げる。
反対側の彼の手。
長くて綺麗な指。
手首から腕にかけてのラインも
浮き出した血管でさえも、色気に溢れてて
引き寄せられるように、ギュッと握った。
「……お願い、もっと、して……」