パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 アンケートから生まれた Love story

「よーく考えろよ、タカ。
直径は月の約400倍、温度は6000度だ」


反対側の席から
俺と蓮さんの遣り取りを見ていた瀬名さんが、ニヤニヤしながら立ち上がる。


「灼熱の太陽が爆発したら、焦げる程度じゃ済まねぇからな」

「……瀬名。朝から意味不明なんだけど。
寝ぼけてるのか…」

「こいつにお前の仕事なんてやる暇がねぇんだよ。
１位キープの為、今月中のノルマが…」

「～～なんだこの書類！」


会話の途中で
俺のデスクを見た蓮さんがギョッとした表情に変わった。


・・・いや、確かに見た目は凄いけど
今蓮さんが俺にぶっこんだ案件も相当なものなんだけど……


「瀬名！ 冗談みたいな引継ぎするなよ！」
「冗談じゃねぇよ。真面目にふざけてる」
「同じだろ！ こんな量を今月ってどれだけ攻める気だ！」
「てめぇがまたデカい案件決めやがったからだろ！」
「あぁそうだ、悪いけど今月の軍配は俺に上がってる」

「あの、瀬名さんと蓮さん…」

「「うるせぇちょっと黙ってろ！！」