パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 アンケートから生まれた Love story

このままずっと一緒にいたいけど
搭乗手続きの時刻が迫ってきていることも分かってる。

……それ、に……


「……あ、き」
「……」
「あの……見られてる、気が…///」


よく考えなくてもここは空港のフリーラウンジで
いくら平日だからと言っても、多くの人が行き来しているわけで

な、なんとなく視線を感じるのは気のせいじゃないはず……！


「秋…」
「本当は今すぐ結婚したい」
「……！」
「 ‟ いつかその時に ” じゃなくて、今この瞬間に」


はーっと溜息をついて、秋が私の肩に頭を乗せる。


「……愛してるとか、言うから
離したくなくなった」

「……っ///」

「だめだ俺……あんたに惚れすぎてる」


消えそうな小さな声に、余計にドキドキが増していく。

顔を見たいなって思ったけど……秋が離してくれなくて
キュンとする気持ちと一緒に、もう一度強く体を寄せた。