この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アンケートから生まれた Love story
第16章 伏線回収.。.:*☽
「……お前、急にどうした」
同じ定時で帰ります組なだけに、流石の夏輝も驚いている。
「適当から真面目に方向転換か?」
「いや違う。俺はただ ‟ 秋 ” が欲しいだけだ。
夏輝、お前もきっと気に入るぜ…」
「あー残念だけどそれはない」
ドヤ顔を引き継いだ瀬名が、余裕たっぷりに首を振った。
「あいつが転職する可能性なんて1っmmもねぇから。
どんなに好条件を出したところで意味が無い。なぁ蓮」
「そう。タカが食いつくのは金じゃない。
今の会社に残る理由はただひとつ……瀬名、なんだっけ?」
「いやそれを今ここで姫宮に言うのは酷だろ。
“ 最高に嬉しかった ” んだから」
「だけど本人が来てから、もう一度言わせるなんて
さすがに気が引けるよな」
・・・あの、控えめに言ってキモチワルイんですけど。
瀬名が初参加した時もそうだったけど
なんでこの会ってお互いに男を取り合ってマウントするわけ?
SSとかおまけ話って、毎回イケメンの定義が崩れるからよくないよね〜。
普段相当カッコイイ男で推してる人達なのにかっわいそ。
─── と、その時
「すみません、遅くなりました」