この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
小夜
第3章 おののく

軽く触れあうだけのキスを、小夜は幾度か繰り返しました。
舌も唇も絡まない、こんな戯れのようなキスで、お兄さまが満足しないのは判っていましたが、小夜にはこれ以上は無理でした。
触れあう以上のことをしない小夜に、お兄さまは言いました。
「これが小夜の愛なのかい?」
お兄さまの手が小夜の乳首をつまみ、強い力でねじりました。
小夜の乳首に鋭い痛みが走り、思わず声が出てしまいました。
「もっと激しく求めるんだ。小夜は大人のキスを知ってるだろう?」
そしてお兄さまは脅すように、小夜の乳房を手で押さえました。
少しでも力を入れたら激痛が走る、ギリギリのところで……。
……小夜はおずおずと、お兄さまの唇を小夜の唇で咬みました。
唇の質感がわかるように軽く吸い、音を立てて繰り返しました。
お兄さまが小夜の唇をむさぼるときの動きを、小夜は懸命に真似しました。
愛しくて欲しくてたまらない、情熱的な恋人のように、小夜はお兄さまの唇を吸っていました。
舌も唇も絡まない、こんな戯れのようなキスで、お兄さまが満足しないのは判っていましたが、小夜にはこれ以上は無理でした。
触れあう以上のことをしない小夜に、お兄さまは言いました。
「これが小夜の愛なのかい?」
お兄さまの手が小夜の乳首をつまみ、強い力でねじりました。
小夜の乳首に鋭い痛みが走り、思わず声が出てしまいました。
「もっと激しく求めるんだ。小夜は大人のキスを知ってるだろう?」
そしてお兄さまは脅すように、小夜の乳房を手で押さえました。
少しでも力を入れたら激痛が走る、ギリギリのところで……。
……小夜はおずおずと、お兄さまの唇を小夜の唇で咬みました。
唇の質感がわかるように軽く吸い、音を立てて繰り返しました。
お兄さまが小夜の唇をむさぼるときの動きを、小夜は懸命に真似しました。
愛しくて欲しくてたまらない、情熱的な恋人のように、小夜はお兄さまの唇を吸っていました。

