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第1章 幼馴染との別れ

そんなときに新田が利用するのが風俗店サキュバスだ。

そこでは女夢魔たちが男性にかりそめの夢を見せ、欲望を叶えていた。夢魔は男性のたぎった精気を。男性は欲望に満ちたシチュエーションを楽しむ。

新田はサキュバス風俗店に向かい、サキュバスと契約した。

「いつものようにロリですね？」とレーブをかぶったサキュバスが静かにいう。

新田はふと躊躇う。

君が今も生きているとして、こんなわたしには従わないし、恋することもない。

新田は過去の恋を利用して、ロリ少女を弄びたいだけではないか。

ローブをかぶったサキュバスを見る。少女。黒髪。細い身体つき。

「今日の夢は君とプレイしたい」
「いいですね。それ」かすかにサキュバス少女がにやりとした。

契約が終了した。新田はビジネスホテルのベッドで横になる。

睡魔がやってきた。