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瀬音とボクとよしみくん
第15章 おわり
「あ、せ……おく……」


無視されて、通りすぎていってしまった。


その様子を見ていた女子たちが、なにやら、クスクスと笑っているようにも見えた。


いや、たぶん笑っている。


もう、噂は広まっているんだ。
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