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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第3章 青い時代(とき)の瞬き
『ふぁ~~・・・』



何でかは忘れたけど

担任に呼び出しくらって
職員室に行った後の事だった

よくわからんが
なんとか寝ずに話は聞いたぜ?

水泳部のヤツの耳栓借りてから
職員室に行ったからね


(笑)



いや・・・だからオレは

べつにワルでもなければ
問題児でもなかったよ?


ちょっと遅刻と
居眠りが多いくらいでさ






ガララ・・・



職員室の扉をくぐって

あくびしながら大きく伸びる





『〃滝川くん〃・・・』



その目の前

廊下で・・・出くわした




まぁ…同じ学校だから

仕方ないけどさ




オレの目の前には

クラス全員分のプリント抱えて

先生の所に置きに来ました~~風な

カンナの姿






『おぅ・・・』




なんか知らないけど気まずくて

(耳栓外す瞬間見られたような・・・)

とりあえず返事した





『滝川くんも…クラス委員?』



『・・・~~』





『じゃないか♪(笑)それじゃ私・・・』




カンナはニコリと笑って
オレを通りすぎ職員室のドアを叩いた



コンコン・・・ガララ




『失礼しまぁす…~~』





『・・・』




本当に気まずかったのは・・・





〃この間は・・・ごめん〃




その一言が…言えなかったから





〃シカトしたんじゃないんだ〃


とか、なんとか

言い訳でもしたかったんだオレ



けど余計に自覚しちゃってさ



あの時オレは…カンナに

〃馴れ馴れしく話しかけんな~オーラ〃を

きっと出してしまったのだ、と




つもりがあってもなくても
誤解だとしても


自分のせいなのにオレは
なんか…どこか心がスースーとして
寂しかったんだ




カンナが…オレを

〃『滝川くん』〃て呼んだから
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