この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第3章 青い時代(とき)の瞬き

シカトこいて

寝過ごそうとしたオレの耳に

もう一人分の声がふえた






パチ・・・





さすがに…オレの目が開く







『お…屋上は・・・
不要に出入りしたらいけないし』




「ぷっ…!おいおい勘弁してよ?!
なに言っちゃってんのキミさぁ」



「おれらは友情を深めようとして??
コイツとじっくり話してるだけ!

な♪ヨシカワくん~~?
あ?ヨシモトくん?

なんだっけ…てか誰だっけお前?
ギャハハハ!」







『ぅ…うそです・・・そんなの!
私・・・聞いてました!

先輩たちは…今〃ヨシオカくん〃から
お金とろうとしてたじゃないですか!』







『・・・』





嫌でも目が開いて


嫌でも反応した





明らかに…突出して聴こえる



ついでに



嫌でもわかる





聞き覚えのある・・・女の子の声







『大体…先輩が…一年生相手に

それも2対1で、そんなの

そんなの卑怯です・・・っ』





「ぷっ!じゃぁ〃サシ(1対1)〃なら

問題ねぇって??ヒャハハハ

中々イキなこというね君!!(笑)」




『そんなこと言ってません!私は…!』




「ヘイヘイ…わかったわかったから
チミはとっとと帰んな♪ホラホラ」





『~~ヨシオカくん?!それ

お財布しまって!!早く帰るよ!!?』




『うっ…うっ…ボク…でもボク

〃葉月さん〃・・・ボク』





『・・・』


…嫌でも反応して

嫌でも的中した・・・声の主



デブでメガネの
さえないオタク系ボンボンが

(注↑※オレからは見えていない=決めつけ)

泣きべそかきながら(勘弁しろよ)
カンナを前に更に泣きべそかいてるようだ
(やめろっつーの)



「ハイハイわかったわかった
じゃぁみんなさっさと帰ろーね♪」



『あっ…ダメぇっ!返して!』


どうやら…ソイツらがボンボンの手から
財布を抜き取ったような様子





「っせぇな!!ごちゃごちゃ」

「てめぇにゃ関係ねぇって言ってんだろ!」



ドン・・・っ






『?!きゃ・・・あっ』



ズシャ・・・っ






『・・・ハァ』

自然と…ため息がもれて
オレは昼寝を終えて起き上がる







かったるいことしてんじゃ・・・ないよ
/870ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ