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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第3章 青い時代(とき)の瞬き
『お前けっこーおもしれぇな?

よぉし(笑)わかった!
オレが許してやるよタクミ!

お前は今日からケイゴのダチだ!(笑)』





悪友は悪友なだけに…楽しんでやがるし





『おい?!カズマっ!!!』





『まぁまぁケーゴ♪(笑)

中々〃したたか〃で

面白いじゃんコイツ』






『〃露骨〃なヤツは!!!

〃したたか〃とは言わねぇんだよっ?!』







人を〃用心棒〃扱いして

トモダチになれ?だと???

なんてヤツだ!?

呆れてものが言えないぜ?!







『まぁまぁ(笑)ケイゴ

別に害はないし???

ほっとけば?・・・ホレ(笑)』




『?・・・~クッソ

カズマ、てめぇはクラス違うからって』




ブツクサ言いながら

カズマが差す方向に

つられるように目を向けると…






ピコっ♪・・・ウィ~~~ン






『・・・』

『・・・』





すっかり〃その気(友達)〃になって

安心したかのごとく(オレはイイ迷惑だが?)

ゲーセンをうろちょろしては

クレーンゲームやって

ぬいぐるみやらなんやら

次々に抱えてるタクミがいた










『誰にでもさ…取り柄ってあるもんだな?』


『カズマ・・・それ2回目だぞ(笑)』






イジメられっ子キャリアにおいては

ベテランなタクミは

初めて安心してゲーセンにいる(笑)

そんな雰囲気を醸しまくってて



あんまり楽しそうだからさ

とりあえずカズマと見守っててやったんだ

(ほっといただけだけどね)







バカなくらい露骨なヤツだけど

裏を返せば

裏表がない・・・そんなヤツかもね



カズマが〃害はない〃って言う意味は

それなりに納得した気がした
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