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イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ

でもその気の緩みが明日明後日と続いて『自慢の妻』でなくなってしまったら、大変だ。
大袈裟でなく背筋に冷たいものが走り、悪い想像を振り払うように、賢哉は首を振った。
ドライヤーを当てていない髪から、周囲に水滴が飛ぶ。
「まあ俺がそんな風には、絶対にさせないけどね」
楽しそうに呟き。
テレビドラマの主題歌の続きを軽くハミングしながら、足音を立てないように寝室へと向かう。
そっと近付いて、驚かせてやろう。
そして『ちゃんとしてない』妻に後ろから抱き付いて、お仕置きに耳朶のひとつも甘噛みしてやろう。
でもお互いまた変に興奮してしまうから、すぐに離してやらないと。
それから先は、夕食後のお楽しみだ。
大袈裟でなく背筋に冷たいものが走り、悪い想像を振り払うように、賢哉は首を振った。
ドライヤーを当てていない髪から、周囲に水滴が飛ぶ。
「まあ俺がそんな風には、絶対にさせないけどね」
楽しそうに呟き。
テレビドラマの主題歌の続きを軽くハミングしながら、足音を立てないように寝室へと向かう。
そっと近付いて、驚かせてやろう。
そして『ちゃんとしてない』妻に後ろから抱き付いて、お仕置きに耳朶のひとつも甘噛みしてやろう。
でもお互いまた変に興奮してしまうから、すぐに離してやらないと。
それから先は、夕食後のお楽しみだ。

