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イケメンエリートの欠点
第6章 擦れ違う思惑

吸い込まれるように、指先はぬかるみに沈んでゆく。
温かな内臓の奥に、賢哉の中指は容易に埋まった。
まるで自身の分身が包まれているかのような錯覚を覚え、賢哉は身震いする。
我慢を知らない雄の象徴が、ボクサーパンツの中で窮屈さを訴えてくる。
賢哉は熱い息を吐き、玲那のズボンに片手をかけた。
順番に脱がしていく間さえも惜しく、下着と同時に一気に引き下げる。
何かを言おうとした玲那に気付きはしたが、賢哉はそれを無視した。
そう表現すれば、いささか乱暴に聞こえるかもしれない。
余裕など微塵もないから、あえて知らない振りを決め込んだーそれが最もふさわしい言葉だった。
温かな内臓の奥に、賢哉の中指は容易に埋まった。
まるで自身の分身が包まれているかのような錯覚を覚え、賢哉は身震いする。
我慢を知らない雄の象徴が、ボクサーパンツの中で窮屈さを訴えてくる。
賢哉は熱い息を吐き、玲那のズボンに片手をかけた。
順番に脱がしていく間さえも惜しく、下着と同時に一気に引き下げる。
何かを言おうとした玲那に気付きはしたが、賢哉はそれを無視した。
そう表現すれば、いささか乱暴に聞こえるかもしれない。
余裕など微塵もないから、あえて知らない振りを決め込んだーそれが最もふさわしい言葉だった。

