この作品は18歳未満閲覧禁止です
イケメンエリートの欠点
第6章 擦れ違う思惑
「今日ももうシーツ汚れちゃってるよ」
賢哉が揶揄すれば、喘ぎながらも玲那は恥じらう。
「や…そんなにじゃ、ない」
「えー、だってほら?」
結合部分に指を這わせ、賢哉はそれを拭い取る。
「俺の指にこんなについてるよ?」
わざと妻の目前で二本の指先を開けば、透明な糸が引く。
増々含羞に襲われる玲那をよそに、賢哉は指を口に含む。
「玲那のいやらしい味がする」
賢哉は笑い。
猛る一方の男の象徴を根本まで、玲那の花芯に収めた。