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甘い吐息に誘われて
第5章 柳太以外じゃ物足りない。
「苦しいよ…抱きしめすぎ!」

「どれだけ我慢してたと思ってんだよ。

身体がおかしくなりそうだった。

今日だけは俺の好きにさせてよ。」

ふっ…そんな ぎこちない顔すんなよ。

そんなへの時の口じゃキスしにくいよ。

目、閉じてよ…。

暖かい…こんな唇してたんだ柳太って。

「好きって言って!」

「ええー今さら?」

「いいから俺に好きって言え!」

「命令? ちゃんと好きです。」

「ぜんぜん足りない」

「好き。」

「目をみて言えよ。」
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