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乳房星(再リフォーム版)
第31章 般若(おに)の恋・その2
「あの~」
「はい。」
「こちら、多賀てつろうさんのおたくでございますか?」
「多賀はうちでございますが…おたくはどちらさまでしょうか?」
「あの~…私…おたくのご子息さまの婚約者の…鳥居ゆりこさまのご友人の布師田と申します…あ、あ、あ、あ…あの~…お、お、お、お、おわびに…う、う、う、うかがい…ました。」

けんちゃんは、どもり声で優香におわびに来たことを伝えた。

優香は、コンワクした声でけんちゃんに言うた。

「あの~…おたくは、どう言うことをわびたいのですか?」

優香の問いに対して、けんちゃんは泣きながらわけを話した。

「ぼく…取り返しのつかないあやまちを犯しました…鳥居ゆりこさまに…性的暴行を加えて…妊娠させました…すみませんでした…うううううううううううううううう…」

優香は、コンワク気味の表情でけんちゃんになにかを言おうとした。

けんちゃんは『これ、おわびに置いて行きます…』と言うたあと、泣きながら家から出て行った。

優香は、けんちゃんのあとを追って家から出た。

その直後であった。

祭壇とダビが安置されている大広間にて…

「うーん…」

(ゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴト…)

この時、下着姿のゆりこが入っているダビでゆりこの声が聞こえた。

同時に、ダビのふたが開いた。

ダビの中から、貝殻の形のブラジャーショーツ姿のゆりこが出てきた。

「あれ?ここどこなん…」

寝ぼけ顔のゆりこは、ダビから出たあとオッチャンたちと六郎とみつろうとたけろうと逸郎がいる大広間へ行った。

そしたら…

「ドヒャー!!」
「で、で、で、でたあ~」
「ヒエー!!」

オッチャンたちは、ユーレーが出たと言うて叫んでいた。

ゆりこは奇跡的に生還することができたが、カレは大量の海水をのんで死亡した。

今回の一件が原因で、ゆりこは多賀家からきつい批判を受けたことは言うまでもない。
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