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乳房星(再リフォーム版)
第58章 ゆずれない願い
5月5日のことであった。

A班のメンバーたちは、ノルウェー第2の都市・ヴェルゲンでお仕事をしていた。

午前中、ヴェルゲン駅の近くにある関連会社のビルの工事現場の視察をした。

ちょうどその頃であった。

B班のメンバーたちが乗っている専用機がヴェルゲンの空港に到着した。

B班のメンバーたちは、専用機を降りたあとマイクロバスに乗ってヴェルゲン駅へ向かった。

午後の予定は、ブリッゲロフテ&ステューエネ(ノルウェー料理のレストラン)へ行って、A班とB班のメンバーの会合を開く予定である。

時は、12時40分頃のことであった。

ところ変わって、ブリッゲロフテ&ステューエネの店内にて…

メンバーたちは、所定の席についてランチ前の会合を開いた。

この時、フランソワさんが私の結婚の方針が決まったことを伝えた。

フランソワさんは改めて私の結婚はお見合い結婚に限ると言うてから、お嫁さん候補の女の子を幼少の身体から育てて、成人年齢に到達した時にお見合いをすることを伝えた。

具体的なスケジュールについては『秘密事項』につき口外厳禁である。

会合が終了したあと、メンバーたちはノルウェー料理でランチを摂った。

時は午後2時半頃であった。

ところ変わって、街の東側にあるフロイエン山の展望台にて…

1日のスケジュールが終了したので、A班とB班のメンバーたちはフロイエン山の展望台に行った。

フロイエン山は、標高425メートル…

徳島の眉山や高松の屋島の山頂と同じ高さである。

この日は、雲ひとつない澄み切った青空が広まっていたので、遠くに見えるフィヨルド(海岸線)がはっきりとみえた。

メンバーたちは、展望台から見える街の風景をながめながら何を想っていたのか?
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