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乳房星(再リフォーム版)
第4章 そして、神戸
テストで学年1位になって、みんなからソンケイされるためにガマンした。

仕事に必要な資格を大量に取得して優位になるためにガマンした。

優等生になれば、好きな彼女ができると信じてガマンしとおした。

せやけど、そのように行かなんだ。

どんなにガマンして勉強に打ち込んでも、思う通りにならない。

そのように思ったのは、4年制ハイスクールの1年生の後期辺りだったと思う。

オレ…

来るところを間違えたと思う。

1年生が修了した時に、卒業生の両親が私のもとへやって来てあつかましい口調でこう言うた。

『せっかく高校に行きよんのに、勉強第一主義で通して行くのはつまらんとおもわんのか…』

1987年9月に、卒業生の両親のいいなりになって日本のゆめいろ市(空想の学園都市)にある公立高校に転校した。

『高校に行ってる間くらい楽しい思い出を作ってこい。』と卒業生の両親があつかましくいよるけん、ショーコトなしに転校した。

せやけん、やめたったわ…

同じ高校に通う女子生徒の家に住み込みで公立高校に通った。

女子生徒の家は、祖父母さまと両親と女子生徒の5人家族…

そこにもひとり、ツッパリ風の少年(その子も親きょうだいがいてへん子だった)が住み込みで暮らしていた。

年ごろの女の子の家に、年ごろの男の子ふたりが同じ屋根の下で暮らすことなんかけしからんと私は思う。

なんでこななモラルハザードを犯すのか?

そななことばかり私は思った。
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